道端の花




道端に咲く

小さな花



それはまるで

一人できれいに生きている

君のようだった



人に踏まれても

気づかれていなくても

花は精一杯

生きていた




人にいじめられても

無視をされても

孤独でも

君は一所懸命に

生きていた




みんなが

この小さな花に気づかないのなら



僕は気づいて

そっと水をかけてあげたい



みんなが

君の魅力に気づかないのなら



僕だけは気づいて

君の魅力を

守ってあげたい



僕だけが

この道端に咲く

支えになりたい




僕だけが

愛しい君の支えに―――――











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